カテゴリ
最新のトラックバック
About us & something
●澪佳(れいか)
このブログの筆者。 大阪生まれ大阪育ちが何の因果か京都に嫁入り。銭湯の若女将鋭意修行中の身。 ●夫(=だんな、オッサン) 文字通り筆者の夫。 京都生まれ京都育ち。 ややヲタ寄りの元DTPデザだった元マカー。現在某銭湯の若旦那、4代目。 ●[青見][青見](=靚靚/れんれん) スコティッシュ・フォールド 2004年生/♀/シルバータビー セレブ街道驀進中。 中の人は「おばあちゃん」らしきことが最近判明。 ●阿龍(あーろん) ロシアンブルー 2004年生/♂/ブルー単色 実は意外とエエとこのぼん。母譲りの毛並みこそ素晴らしいが、中の人は園児並み。 ◆Other Links◆ さる知恵 だましだまされ…ねこ魂 Anonymous Blog SEIRYU NEWS フォロー中のブログ
以前の記事
2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 07月 17日
今は寝る前ですが、いよいよ今日、祇園祭は山鉾巡行でクライマックスを迎えます。
32基もある山鉾。毎年数基の山鉾を除き、籤(くじ)を引いて、巡行の順番が決まります。で、今年の順番ももう既に決まっておりまして、前半に出発する山鉾は、もう町衆や囃子方は各々の山鉾に集合し、準備に取り掛かっていることでしょう。 夫の乗る山は『籤(くじ)取らず』と言いまして、今書いた、「数基の山鉾を除き」の中の1山で、毎年いつも何番目、と決まっておりますので、集合は朝9時。こういう生活ですので、あまり睡眠時間は取れませんが、せめてもとただいま鋭意(謎)仮眠中だったりします(笑)。 日付でいくと、昨日、宵山だったわけですが、何せこの暑さ。13日から、毎日囃子用の揃いの浴衣着用で毎晩太鼓を叩いていた夫。今年、新調の年(2年に一度新調されます)で、いつもより紺地の多い柄行の浴衣のせいで、ついに浴衣に塩が浮いてしまいました。 白っぽい浴衣なら、汗だくになって、その後塩が浮いたとしても、あまり目立たなかったのにね。 そんなわけで、昨日は帰宅して開口一番、「これ、今から洗ていけるかな。」でした。ええ、ええ、洗いましょう、どうせ乾かないけど、アイロンかけてどうにかしましょ。 ほんとはもし私が専業主婦だったりしたら、宵山の時点で毎日洗濯してアイロンを当ててあげたいのですが、私も銭湯の仕事を手伝っている状況ですので、夫もお祭りが始まっても、あまり「あれして、これして。」と言ってこないのですが、さすがにこれでは巡行という、一番の見せ場の時にみっともない。お風呂掃除が終わった後、慌てて洗濯して、その後せっせとアイロンがけしました。 んん、袖の振りや身頃はさっぱりと乾いてぱりっとしましたが、いかんせんアイロンがパワー不足のため、襟付け辺りは芯が入っていたりするので分厚く、ちょっときれいに乾きません。非力なアイロンであまりにぎゅーぎゅーやっても、一番目立つ(襟元だけに!)表地だけ傷みそう。 むーん、表地だけはかろうじて乾いたし、多分着用にそう問題はないと思うので(着て表に出ればそのうち乾いてしまうでしょう)、これで勘弁して(-人-) 自分の浴衣も含め、時々こうしてアイロンがけすることがあるのですが、やっぱり手縫いの浴衣っていいもんですね。私が今所有している浴衣は、Kiママに結婚祝として譲ってくれた1枚をのぞき、全部いわゆるプレタ(仕立て上がり) なので、オールミシンがけですが、夫が隔年で浴衣の仕立てをお願いしているのは、ご近所のおばちゃま。この頃おばちゃまは年のせいもあり、背縫いなどはミシンを使ってますが、アイロンがけなんかをするとよくわかります。居敷当(いしきあて=単の着物などのお尻の当たる部分に裏打ちする布)など、ちゃんと手纏りなんですよねぇ…。こういうの見ると、なんかしみじみします。 和裁と言えば、私の場合、亡くなった祖母のイメージでもあります。内職で着物の仕立てをしていたという(私が生まれる前の話)祖母は、縫い物は何でも上手でした。幼い頃、反物を買って来たと思ったら、次の日目覚めると、羽織が縫い上がっていたり…。夜なべでせっせと縫ってくれたんだと思うと、祖母の気持ちが今もなお、嬉しくてありがたいです。 大人サイズの着物でも、子供サイズに縫い縮めるなんてお手の物。そんなに裕福な家庭ではなかった澪佳の実家ですが、それでも同世代の友達のことを思うと、着物に袖を通す機会は結構多かったように思います(ありがたいことだと思います)。 アイロンをかけながら、もし今祖母が元気でいたら、夫の浴衣を縫わせてくれ、とか言ったかもしれないなー…なんて思ったりしました。孫娘の亭主の浴衣ですもの、さぞ張り切って仕立ててくれたことでしょう。 一通り、アイロンがけを終えて、BODYSHOPの夫婦して今気に入っている香りのタルカムパウダーを上半身が触れる裏面にパタパタとはたいて今日の作業は終了。 さあ、そろそろ仮眠中の夫を起こさないと。
by reika_kazykazy
| 2005-07-17 08:20
|
ファン申請 |
||