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●澪佳(れいか)
このブログの筆者。 大阪生まれ大阪育ちが何の因果か京都に嫁入り。銭湯の若女将鋭意修行中の身。 ●夫(=だんな、オッサン) 文字通り筆者の夫。 京都生まれ京都育ち。 ややヲタ寄りの元DTPデザだった元マカー。現在某銭湯の若旦那、4代目。 ●[青見][青見](=靚靚/れんれん) スコティッシュ・フォールド 2004年生/♀/シルバータビー セレブ街道驀進中。 中の人は「おばあちゃん」らしきことが最近判明。 ●阿龍(あーろん) ロシアンブルー 2004年生/♂/ブルー単色 実は意外とエエとこのぼん。母譲りの毛並みこそ素晴らしいが、中の人は園児並み。 ◆Other Links◆ さる知恵 だましだまされ…ねこ魂 Anonymous Blog SEIRYU NEWS フォロー中のブログ
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2005年 07月 05日
ついに手術当日。
午後5時半開始、とのことで、5時には病院にて受付を済ませ、スタンバっておりました。5時を回って少しした頃、手術室担当の看護士さんに案内され、手術室付の看護士詰所に行きました。 左手首に出来たガングリオン除去なので、まずは患部箇所周辺の産毛を一切剃られます。シェービング用の刷毛でもって石けんをぐりぐり塗りつけられた後、ご丁寧に指やら手の甲やらすっかりツルツルにされちゃいました。お次に何やらよくわからないけど、右手の方で、注射のテスト。ぷすぷすと2本ばかり打たれました。結構痛いぞ。普通の注射より。 さてそこまで済んだら、お着替えです。手術衣に着替えていよいよ手術室に入ります。 っちゅーか…、もっのすごく大げさに思えるねんけど? ここはざっと10畳ぐらいの広さでしょうか。全面、淡いグリーンのタイルの壁に、天井にはあのテレビや映画でよく見る、 すると、台のそばにふきんかけみたいなポールを取り付けたり、今度は違う看護士も2人ほど出てきて、わらわらと準備を始めるのです。胸から足元にかけてはタオルケットみたいなのをかけてもらいましたが、やれ頭にシャワーキャップみたいなのをかぶせてみたり、ドラマでよく見るグリーンの布切れを何枚も取り出してみたり、さっきテストをしたばかりの右腕には点滴ですよ(抗生物質なんだとか)。 だから、すっごい大げさやねんて 内心、「いややわぁ、こんなコブ取る程度でこんなことまでせなあかんのん?かなんわぁ、もっとちゃちゃっとしてくれたらええやんか。」と思いつつ、しばらくして執刀される先生が来られました。手術室にはありがちなグリーンのスクラブを着た先生は、診察室で見た白衣姿のあの荒っぽい先生とは何だか印象が違って見えます。 術前の最終確認を看護士とされた後、「手、洗ってきますー。」と一旦どっかに行かれました。ほどなくして両手を前に差し出すようなポーズで先生が戻ってきて(これまたテレビのまんまで何か可笑しい)、看護士の1人が着替えだの何だのを手伝っておりました。術用手袋をはめ、いよいよ始まります。さっき手術台に取り付けたふきんかけ、みたいなものにはさっきの緑色のシーツをかけ、私からは手術の様子が見えないよう目隠しもされました。 天井の その後、先生が茶色い大きな綿花をピンセットでぐりぐりと患部周辺(指先からひじぐらいまで)こすりつけてきました。こんなのは未経験ですが、まあ何をしているのかはわかりました。消毒ですね。ヨードをしみこませた綿花で何度もびしょびしょになるまでやられました。うわー、いよいよだー。 普通の注射よりちょっとちくちくする麻酔の注射ですが(すぐ効いてきてなんともなくなります)、止血する箇所は普通の感覚のままですので、どんどんしびれていきます。 事前に看護士にも「何よりこれ(止血)がしんどいと思いますががんばってください。」とは説明済みでしたが、いやはやなんとも。 みるみる左の指先に力が入らなくなり、しかしこっちからは何をされているのかさっぱりわからず、何となく「いじられてる?」みたいな感覚のまま、処置は進められます。 あくまで想像ですが、メスか何かでスパっと患部を切り開き、開いたところを一旦固定して、コブを切り取るんだろうと思いますが、ここで執刀している先生が、 あれっ これは…ヤバいな ここは神経やな うーん、どうしたもんか… 全部聞こえてるって!先生!そんな小声で言うたところで!部分麻酔やからこっちの意識はいつものままでんがな!! そんな患者が不安になるようなこと、小声でぶつぶつ言うってどうなのよ。 なんかね、一瞬ビクついてしまったけど、何だかもうどうでもよくなってしまってきて、眠くなりましたわ。しかしうとうとしかけると、そばにいる看護師が、「気分は大丈夫ですか」とか言って起こしてけつかる。もうほっといてよ。眠なってんからしょうがないやん。 眠さに戦いつつ、白目剥いてどうにか乗り切りました(苦笑)。 術後、縫合して、止血していた帯も外されました。するとものすごい勢いで血流が元に戻ろうとしているのが自分でもありありとわかり、一気に指先まで急に温かくなりました。すげーな人間の体って。 しっかり止血していると、その後、すっごくしびれがきれるのですね。看護士がちょっと包帯を巻こうと手に触れると、「フンギャー!」って感じでたまりません。 しばらくして、患部以外のさっきの消毒液で茶色く染まってしまった箇所はこれ、洗ったら取れるのかなぁ?などとぼんやり考えていると、看護師が何かのビンを手にそばに来て、その中身の液体をつけた綿花で拭き取ってくれました。おおー、こんなのあるんだ。ビンのラベルを何気に見ると、「消毒液脱色剤」?みたいなことが書いてありました。ほほー、みるみるきれいになりました。 その後、まだ残っていた抗生物質の点滴が全て終わるのを横になったまま待っていると(ほんとはここで普通のベッドに移動なのだけど、空きベッドがありませんでした)、さっきの看護士がステンレスのそらまめみたいな形の皿(よく病院にあるやつ)を手に戻ってきて、 見ます? と言うので、「見せてください。」と言うと、あら?これがガングリオンの中の人?(違) 既にネットでガングリオンの中の人(違)は画像なんかもチェック済みだったので、明らかに状態の違うものがそこにあったのでビックリ。思わず、「これ、何か…変ですね。」と言いますと、 そうですね、普通は透明ですもんね。でも良性のものですから心配要りません と言ってくれたのでほっと安心。そっか、だからさっき執刀中の先生、あんなこと↑ぶつぶつ言ってたのかもしれないなぁと一人納得。具体的に見た目を述べるとグロいだろうからかいつまんで書くと、ガングリオンというよりは、何だか血の塊みたいな感じだったのです。 その後そのそらまめのお皿を手にした看護士が、 持って帰ります?(ニッコリ) 結構です、どうかそちらで適当に処分してください(汗)。点滴も終わり、着替えて会計を済ませてやっと帰宅。4時半には病院に着いて、終わったら9時って(-_-;)。 手術自体は1時間程度だったけど、なんだかんだでえらい時間かかりました。家に着いて、まずは店番をしていた義母さんに報告して、夫が用意してくれた食事を取り終わった頃、夫もお囃子から帰宅。 明日から毎日抜糸するまで消毒に来なさいだってー。うわーそっちが面倒かも。
by reika_kazykazy
| 2005-07-05 09:15
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